さく日誌

月、水、金、日更新でゆるりと続けてきます。知ってると得する情報をアウトプットします。

どうして「タダより高いものはない」?

どうも!さくです!

 

今回はタイトルの通り、どうして「タダより高いものはない」のかということを解説していこうと思います!

 

この記事を最後まで読めばこの回答が得られるだけでなく、そうしたものへの防衛法も身につくので、ぜひ最後まで目を通していってください!

 

返報性の原理とは?

まずは人間なら誰しもが持っている返報性の原理についてお話します。

 

皆さんはこんな経験がありませんか?

 

ーーー町中にてーーー

店員「ティッシュいかがですか?」

自分「(受け取る)」

店員「ありがとうございます!・・・ついでにこんなものも売ってます!」

自分「(話聞かないとなんか気まずいなー・・・)」

~~~数分後~~~

自分「買ってしまった・・・」

ーーーおわりーーー

 

この例は適当に考えたものですが、こういったふうに無料のうちわやティッシュを配っいる光景は皆さん見たことがあると思います。あるいはネット上で「無料で公開します!!!」みたいなものをみたなんて人もいるでしょう。

なぜこのように無料で皆さんにものを配ったりするのでしょうか?

 

ここに返報性の原理が隠れています!

 

人は誰しもが”何かをしてもらったらお返しをしたくなる”のです!

 

何かをしてもらったあと何も返さないでいると、自分の中にもやもやとしたものを抱えるという経験をしたことはありませんか?

 

その恩義のような気持ちを引き出しているのが「返報性」というものなのです!

 

返報性とその強力さ

この返報性ですが、その力はみなさんが想像するよりも遥かに大きいです。

 

どれだけ強力かという例を挙げると、

 

選挙キャンペーン中にある団体から寄付金を受け取ったアメリカの連邦議会議員を取材したところ、なにも催促などは受けていないにもかかわらずその団体の意に沿うかたちで法案に投票する確率がそうでない議員と比べて7倍になった

 

という調査を見れば明らかだと思います。

選挙活動でものを配るのが禁止なのはこうした事があるからなんですね!

 

その上この原理を更に強める手法というのも存在します。

 

それは心理学用語にある「ドア・イン・ザ・フェイス」というもので、

これは「相手が拒否したら譲歩する」という手法です。

 

それだけ?と思う人もいるかも知れませんが、これが非常に効果的なのです。

 

返報性の原理に従って考えてみましょう。

 

私達(相手の要求を受ける側)はまず相手の提案を断ったとします。

そのときの心情としては「申し訳ない・・・」といったものでしょう。

その後相手は「譲歩しましょう」と言ってくるのです。

 

この時点で私達は「申し訳ないゲージ」が溜まってそれをなんとか返したいと思ってしまいます。

 

そうなれば相手の提案に自ら喜んで進んでいってしまうのです。

 

※一つだけ注意してほしいことがあります。

それはこの原理を使っているからといって、みなさんを罠にはめてやろうという人しかいないというわけでは決してないということです。大切なのは、自然に働いてしまうこの作用を悪用しているひとに対してアンテナを張っておくということです。

 

防衛法

ここまでの話でどれだけ返報性の原理が強力に作用し、どう影響を与えてくるかがわかったと思います。

 

この原理を使って承諾を引き出そうとしている人に対して意識することなく抗うことは非常に困難です。

 

ですので、そうした販売の手練手管があるということを学んで意識していくことが何よりも大切だと僕は思います。

 

相手の最初の親切や譲歩は受け取ってあとで計略だと気づいた時点で、相手の通したいものを意識して正しい判断をしましょう。

 

相手が搾取しようと近づいてくるのであれば、こちらも搾取でお返ししてやってもいいと僕は思います。

まとめ

  •  人間は誰しもが「返報性の原理」というものをもっている
  • その影響力は強力で不公平な交換を引き起こしかねない
  • 「拒否されたら譲歩」のように使いやすく強い方法がある
  • 最初の親切や譲歩は受け取り、計略と気づいたら冷静に判断しよう

 

ここまで読んでくださりありがとうございます!

タダより高いものはない」、その言葉の意味がわかったでしょうか?

楽しんで記事を読んでいただけたなら幸いです!

 

これからも皆さんの役に立つことを発信していこうと思ってます!

 

ではまたの機会にお会いしましょう!

 

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